傷や傷み、きしみなどが床にあると、張り替えリフォームがしたいと考えないでしょうか。今回は床材別に特徴や費用相場、張替えリフォームを行うタイミングなどをご紹介します。
床の張り替え費用は床材や面積で決まる
床の傷やきしみが気になって床の張り替えを検討した時に、まず気になるのが費用でしょう。ただ、床材には様々な種類がありますので、床材によって費用が異なります。リフォームする箇所の面積によって、その床材の利用量も比例して多くなります。
【床材の単価 × 面積】
今回は主な4つの種類について、それぞれの特徴や費用相場を紹介します。お住まいで使用されている床材と照らし合わせてお読みください。
フローリング張り替え
フローリングは床材の中で最も使われており、木の板を張り合わせたような床材です。
フローリングの特徴
フローリングの種類には2種類があります。
「合板フローリング」と「無垢フローリング」です。
合板フローリングの方が一般的に使われており、木材や特殊シートなどを張り合わせて作られています。温度や湿度などにより変化が起こりにいくい上、傷に強いのが特徴です。
一方で、無垢フローリングは天然木材を切り出してそのまま利用しており、自然の質感や肌触りなどが良く選ばれています。合板フローリングは設置の際に化学接着剤を使用するのですが、無垢フローリングは使用しないのでアトピーやアレルギーでも安心です。
フローリングの費用相場
・合板フローリング:1畳あたり1.8万円〜
・無垢フローリング:1畳あたり2.2万円〜
無垢フローリングの方が、合板フローリングより少し高いです。
クッションフロア張り替え
クッションフロアとは、主に塩化ビニール樹脂でできている床材です。
クッションフロアの特徴
クッションフロアは見た目がフローリングのように木目や、タイル柄のものなど様々な種類があります。原料が樹脂なので、吸水しづらく汚れが落としやすいという特徴を持っています。リビングにも使われますが、トイレや洗面所など水回りで使われる事が多いです。
クッションフロアの費用相場
・張り替え工法:1畳2万円〜
・重ね張り工法::1畳1万円〜
フロアタイル張り替え
1枚ずつ張り合わせて床を作っていく床材です。クッションフロア同様、主に塩化ビニール樹脂でできています。
フロアタイルの特徴
様々な種類があり、木目調や石目調などお部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。人工的に作られた柄ですが、無垢フローリングや大理石など天然の木材に近い見た目が特徴です。吸水しづらく汚れが落としやすく、1枚ずつ部分的に張り替えることができるので比較的短い工事日数です。
フロアタイルの費用相場
・張り替え工法:1畳4万円〜
・重ね張り工法::1畳3万円〜
カーペット張り替え
ウールやナイロンなど繊維素材でできている床材です。
カーペットの特徴
他の床材に比べて耐水性に劣っている、掃除がしづらいというデメリットがありますが、保湿性や吸音性、防火性に優れているというメリットがあります。また、保温性に優れているため寒いのが苦手という人におすすめです。
カーペットの費用相場
・張り替え工法:1畳1万円〜
・重ね張り工法::1畳0.8万円〜
床を張り替える時期やタイミング
床材によって張り替えるタイミングは異なります。一般的にフローリングは10〜15年、クッションフロア・フロアタイルは10年前後、カーペットは5〜6年とされています。家庭環境によって異なるので、あくまでも目安として参考にしてください。
弊社でも床の張り替えリフォームを行っています。リフォーム経験豊富な職人が手掛けます。施工だけではなく、リフォーム後のアフターフォローも行います。気になることがあれば、何度でもご相談いただけます。