洋風の家が多いですが、最近は日本の古き良き素材の良さを現代風にアレンジした和モダンが人気を集めています。今回は和モダンを取り入れるメリットやコツ、リフォームの4つのポイントをご説明します。
和モダンのメリットとは
住心地が良く、おしゃれな空間にできる和モダンなリフォームですが、具体的にどのようなメリットがあるのか説明します。
「和」と「洋」のいいとこどりが可能
和モダンな家とは現代の洋風の空間の中に、無垢材の床材や柱、珪藻土の壁、畳や襖など和室に使われるような建材を使ってデザインされた家のことを指します。
これらの建材を取り入れることで、シックで重厚感のあるおしゃれな空間になります。和室そのものだと古い雰囲気になることもありますが、和モダンへリフォームすることで懐かしさや伝統的なおもむきを残してスタイリッシュを感じる空間へと生まれ変わるでしょう。
和風以外のテイストともよく合う
和と洋のいいところを取り入れているので、和風インテイリアを中心に揃えた空間にすると明治・大正時代のようなモダンでおしゃれな異空間になります。一方で、現代の洋風インテリアを取り入れても違和感なくおしゃれにすることができます。
ただし、リフォーム設計やインテリアを取り入れる前に、どのような空間にしたいのかを計画することがおすすめです。無計画で進めると、リフォームしたあとやインテリアを揃えたあとに「思っていた雰囲気と違うな」と満足できないことがあります。
和モダンにリフォームする4つのポイント
失敗しない和モダン空間にするために、リフォームのポイントを4つ説明します。
フチなし畳でスタイリッシュな和室に
畳のある部屋はい草の香りがよく優しい肌触りで魅力的です。しかし、フチがある畳を使うと古い雰囲気になることがあります。最近はフチのない畳が人気で、色も選ぶことができるので家の雰囲気に合わせたリフォームをすることができます。
自然素材を取り入れよう
先ほど説明した畳も、自然素材の一種です。他にも和紙を貼った障子、無垢材を使った柱やヘリなども自然素材です。自然素材は、画一的なデザインが多い洋風の建材にはない「あたたかさ」や「優しさ」があります。
また、無垢材や珪藻土・シラスを使った壁など、自然素材は調湿機能を持っています。そのため、季節・気候に合わせて、家の中は環境を整える効果があります。
照明にこだってみよう
一般的な白熱電灯だけではなく暖色系の照明や間接照明を取り入れると、柔らかい雰囲気でおしゃれな空間になります。
また、今では照明器具も多くの種類があります。ガラスを使った平笠型や灯籠製の天井照明、置型タイプの行灯照明などを使うと、和モダンな雰囲気をより味わうことができます。和紙を使った照明もあり、照明で和モダンな雰囲気をするのもおすすめです。
カーテンの代わりに障子を使う
障子を使うことで窓から差し込む光が柔らかくなり、優しい光を家の中に取り入れることできます。アルミ製の格子を使うと、フローリングや洋風のインテリアにも合います。洋風の部屋でも障子を取り入れることで、リゾート感のあるシックな空間に変わります。
さらに和を取り入れるコツ
リフォームをしたあと、さらに和モダンな雰囲気が出すコツがあります。
家具にも自然素材を
木製のような自然素材が施された家具を取り入れると、より和モダンな雰囲気になります。また、家具に使われている素材と、部屋に使われている建材を合わせることで、家具と部屋がマッチングしておしゃれです。
和風な花を飾ってみる
ツバキやキキョウ、ウメなど和風な花を部屋に飾ると、より和風な雰囲気が楽しめます。時期に合った花を活けると、室内でも四季を感じて癒やされるでしょう。また、火鉢や花台などを活用して花や植物を活けることでも、和の雰囲気を取り入れることができます。
背の低い家具を選ぶ
背の低い家具を取り入れることで、視界を遮らないため開放感のある空間になります。日本人は昔から床に近い背活を送っていたため、低い家具に親しみがあり和の雰囲気と調和します。
特に背の低い本棚やローボードは、収納インテリアだけではなく間切りにもなるためおすすめです。コンパクトな空間でも低い家具を置くことで、広々とした和モダンな空間を作り出せます。
洋室や洋風の空間ばかりでは物足りない、とはいえ和室にすると住みづらいという方に和モダンな雰囲気を取り入れてほしいです。
弊社では様々なリフォーム実績を持っており、理想の家へとリフォームさせることができます。和モダンな空間も様々な作り方があり、家全体の雰囲気に合ったリフォームの仕方があります。
まずは、あなたの理想やご相談をお聞かせください。ご連絡いただくと、弊社スタッフがお宅へ訪問し、お話をうかがいます。ご相談・見積もりは無料ですので、お気軽にご相談ください。
